昔の商品ラベル

弊社は、明治41年と昭和30年の大火に類焼しており、古い資料が残っておりません。
ありがたい事に、お客様や印刷所から、古い商品ラベルを頂き、巻物にいたしました。




この「栗の甘露煮」のラベルが一番古いものです。
住所は古町通7番町になっていますので、明治41年
以前のものでございます。最初は気づかなかったので
すが、明治時代にカラー印刷をしていのは、すごいです。
ローマ字での表記も入れ、細部まで神経を使い、
派手な感じに仕上がっています。





「鮭の味噌漬」のラベルです。信濃川名産とあります。
「昔は小川屋の半纏を着て、信濃川で鮭の網を引いたんだ」と
聞かされていました。前の「栗の甘露煮」、
この後の「鱈子」と比べるとまったく感じが異なります。




「鱈の子みりん蒸粕漬」と書いてあります。粕に甘味を加えるため、
味醂を入れたのでしょうが、なぜ、蒸してから粕漬にしたのか、不明でした。
たぶん昔は冷凍・冷蔵設備が整っていなかったので、
鱈子もガチガチの塩で保存したのでしょう。
蒸す事で、塩抜きと、殺菌をしたものと思います。

平成14年に、今の技術で、昔の味を再現いたしました。
蒸す時間をいろいろ変えて試しましたら、完全に火が通っていますが、
表面は生の感じを残している鱈子ができました。
ちょうどカラスミのような感じです。粕漬にしましたら、思わぬ珍味となりました。

両側に鱈と鱈子がデザインされていますが、
アール・ヌーボーの雰囲気が感じられ、不思議なとりあわせです。




「なすの甘露煮」のラベルです。「一富士、二鷹、三なすび」のはずですが、
鷹が見あたりません。なすは塩漬や味噌漬が一般的ですが、
甘露煮は初めて聞きました。今度、復刻版を試作してみたいと思います。
小川屋初代は、ローマ字が好みのようです。





「野菜の味噌漬」のラベルです。私は、このラベルが一番好きです。
小川屋初代の意気込み・情熱をこのラベルから感ずるのです。
現在は魚介の加工品が主流ですが、昔は魚介より野菜の加工品のほうが、
進物品としての価値があったと聞いています。
その時代の代表商品の風格が出ています。

 

 
 

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